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超撥水ダウン「Ultra Dry Down =UDD=」

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結露&湿気対策の決定打になるか!?
ダウンバッグに超撥水ダウンを採用


発売開始から4年目に突入した当店オリジナルの3シーズン用スリーピングバッグ「ダウンバッグ」。同時に発表した化繊キルト「トップバッグ」が2年目に中綿をPrimaloftにリニューアルしたのに対し、定番としての安定感でリニューアルすることなく継続展開してきました。おかげさまでフードレス&フルジップというシンプルな形状と軽さ、高いダウン品質をベースにした保温力、そして購入後にも可能なダウン増量などのアフターケアに多くの支持をいただくことができました。

このまま定番として継続展開することも考えましたが、昨年末からのサンプル製作やテストを経て遂にリニューアルが決定いたしました。

*先行入荷分はサンプル以外は完売いたしました。5月15日頃の次回入荷より安定供給となります。

「超撥水ダウンUltra Dry Downの採用による結露&湿気対策」
「従来モデル比約40gの軽量化」


湿気対策はダウン製品の最大の懸念事項。連続使用によるロフト軽減は誰もが経験するものです。スリーピングバッグ全体が湿気でしなっとする感覚、2泊目や3泊目にダウンのふくらみが落ちてくる感覚。その対策として表面素材の撥水処理を強めれば今度は内部での結露が発生します。スリーピングバッグカバーやビビィでも同じ現象が生じます。寝袋メーカーやダウン業者との協議をふまえ、結局のところ表面素材ではなくダウンそのものに強い撥水処理をおこなうのが根本的な問題解決に近づくと判断。湿気に強い超撥水ダウンの採用を決定しました。またダウンの見直しにあわせ、細部のパーツ類も見直しをおこないました。シェイプやダウン量などの特徴は変えずに平均40g程度の軽量化を実現しています。
超撥水ダウンを採用することによるメリット詳細については商品紹介ページにて是非ご確認下さい。


わたしたちも今回のリニューアルにあたってダウン業者の方からの情報やレクチャーで今まで知らなかったことをかなり勉強させていただきました。水を撥くだけじゃない新たな発見があるはずです。現段階では超撥水ダウンの採用がダウンの湿気対策としてはベストに近いベターだとハイカーズデポでは考えています。

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