¥1,470-
梅雨入りはしてしまいましたが、奥秩父は石楠花の季節をむかえます。秋の紅葉シーズンと並ぶ奥秩父らしい季節の到来です。
森林限界が高い奥秩父はアルペン気分を味わえる山が少ないこともあり、地味な山域という印象をもっている往年のハイカーも少なくないでしょう。山岳部や山岳会経験者にとってはアルプスにむけてのトレーニング場所というイメージも強いはずです。
ここ数年、そんな奥多摩奥秩父にも変化がうまれつつあります。雲取山周辺がにぎわいをみせるのは昔からですが、金峰山にむかう主稜線を歩くハイカーが少しずつ増えています。10年前、この主稜線を通しで歩いているのはモノ好きハイカーだけだったのですが、、、、。
山小屋もゆるやかに変わっています。どっしりかまえるご主人は相変わらずですが、雲取山荘、甲武信小屋、金峰山小屋の主要小屋は若い主人、番頭さん、スタッフと次の世代に確実にバトンが渡りつつあるようです。
奥秩父を歩くハイカーも、奥秩父を守る山小屋も少しづつ変化しているのです。
そんな小屋のひとつ金峰山小屋のご主人、吉木さんからこんな相談をうけました。
「奥秩父主稜線をスルーハイクしてきたハイカーに何か記念になるものをつくりたいんだよね。」
プレゼントできるもの?販売するもの?スルーハイクじゃないハイカーには?
などという議論をふまえて最後に落ち着いたのはシェラカップ。甲武信小屋の番頭、北爪さんからも
「小屋のストーブにかけられるやつがいいよね。」
という山小屋らしいご意見をいただきました。
奥秩父が好きなすべての方に手にとってほしいOKUCHICHIBU TRAILシェラカップ。
今週末から金峰山小屋、甲武信小屋、ハイカーズデポで販売がはじまりました。
山から街へ、街から山へ、
そんなネットワークを象徴するアイテムとしても定着すると嬉しいですね。